サブスクとは?定期購入の違いとメリット・デメリットについて

記事更新日: 2021/08/07

ライター: ちーな

近年話題のサブスクという言葉。

よく耳にするけど「何だろう、詳しくは知らない」そんな人に向けてサブスクとは何なのか、またサブスクを利用するうえでのメリット・デメリットなど解説していきたいと思います

サブスクとは?

そもそもサブスクってなに?

サブスクリプション(subscription)の略で、予約購読」「定期購読」「会費の意味。

ちーな

もとは雑誌などの定期購読の意味だったよ。

コンピューター・ソフトウェアの年間使用料や動画見放題サービスなど、契約内容に広く取り入れられるようになり、月額課金・定額制でサービスを契約することの意味合いに転じました。

今ではジャンルも幅広く、車や家具まで様々なサービスが展開されています。

ちーな

住む場所を自由に変えられる「住居」のサブスクなんてサービスまで。

 

流行の理由は?

消費者の意識の変化が大きな要因の1つとして挙げられます。

モノを多く所有することに満足感や豊かさのステータスであった時代から、現在は自分で実際に使いやすいかどうかなど「試すこと」や「体験すること」に価値を感じる消費者が増えました。

ちーな

断捨離やミニマリストという言葉が流行。

ミニマリストという必要最低限のモノで生活する人や、ライフステージに合わせて「そのときどきに必要なモノを」という生活スタイルの人が増えたこともサブスクリプションが流行るきっかけとなっています。

ちーな

物を所有するスタイルから必要な時に利用するスタイルになっています。

 

定期購入との違いは?

定期購入とサブスクの違い

定期購入とサブスクの大きな違いは3つほどあります。

  • 所有する or 一定期間の利用権
  • 料金の設定方法の違い
  • 欲しい物を定期的に or 新しい体験の提供

1つ目は、定期購入は商品を買って所有サブスクでは一定期間の利用権を持つという点。

ちーな

商品を買うのではなく、サービスの利用がサブスク。

2つ目は、どちらも定額制というのは同じですが、定期購入では企業側が設定した料金サブスクではユーザーニーズに合わせて、料金プランがいくつか選択できるなど。

ちーな

より顧客のニーズに注目しています。

3つ目は、定期購入はユーザーが欲しいものを定期的に、サブスクはユーザーに新しい体験を提供するという点です。

ちーな

安定の定期購入、開拓のサブスクって感じだね。

 

今後も拡大していくサブスク

IT技術の発展に伴って、消費者ニーズも変動している現代、今後5Gの登場などにより、ますますサブスクサービスが拡大していくものと思われます

ちーな

特に動画や音楽のサブスクは上昇傾向!

総務省の「世界の動画配信市場規模・契約数の推移及び予測」を見ると、定額制での売上とそれ以外では約7倍以上もの差で定額制の売上が高いという結果が出ています。

 

サブスクがおすすめな人ってどんな人?

サービスの内容にもよりますが、大きいくくりで言うと「所有する」か「所有しない」かがポイント

ちーな

利用し始めは、お試し感覚に近いかな。

サブスクをおすすめしたい人はこんな人!

▼おすすめしたい人
  • モノをできるだけ所有したくない
  • 色んなモノを試してみたい
  • 新しい発見、出会いがあると嬉しい
  • 使いすぎ、課金し過ぎを防止したい

サブスクをおすすめできない人はこんな人!

▼おすすめ出来ない人
  • 他人とシェアは嫌、所有したい
  • 興味ないものまでいらない
  • 元をとらないと、という強迫観念がある

 

サブスクを利用するメリット・デメリット

現代に合ったサブスクというサービスですが、実際に利用するにあたり知っておくべきメリットとデメリットをお伝えします

ちーな

理解することで利用しやすくなると思います。

メリット

▼サブスクのメリット
  • 初期費用を安く、気軽に始められる
  • モノを所有せず利用できる
  • モノを管理する必要がない
  • 新しい発見、出会いがある
  • 利用頻度が高いほどお得(サービスにより)
  • 必要なくなったら解約できる

初期費用を安く、気軽に始められる

サブスクでは、定額料金を支払うことで色んな商品を試すことができるサービスがほとんどです。

ちーな

実際に商品を1つ1つ購入するよりも、うんと安く利用できるのがメリット。

また、パソコンやスマホで簡単に契約や解約ができること、無料のお試し期間を設けている所も多いことから、サービスを始めるハードルが低く、気軽に利用することが出来ます。

 

モノを所有せず利用できる、管理の必要なし

モノを購入する代わりに、一定期間利用することで、実用性と効率の良さの実現

CDやDVD、本などを購入すると保管場所が必要になります。しかし、動画・音楽配信などのサブスクを利用した場合、スマホかパソコン一台があれば良いので、居住空間が手狭になることはありません。

ちーな

漫画本でいっぱいだった部屋がスッキリ!

 

新しい発見、出会いがある

色んな商品を試すことができるサービスの場合、今まで自分が選択しなかったジャンルなどにも手軽に挑戦できます。

「買ったら損するかも」「自分に合うかな」とあきらめていたモノでも、チャレンジが可能。

ちーな

興味の幅を広められる!

また、音楽や動画配信サービスを例にすると、毎月の新作の導入など、企業側も消費者に飽きさせないように、常に新しいモノやコンテンツを追加しており、新たな出会いや発見が見込めます。

 

利用頻度が高いとお得になる(サービスにより)

月々の料金はサービスによって異なりますが「~放題」というサブスクでは、月の利用が多ければ多いほど割安なものが多いです。

ちーな

例えば音楽!

シングルのCDを購入すると1枚で1,000円ほど。しかし、音楽配信サービスでは月に1,000円ほどで数千万もの楽曲が聴き放題になります。

動画なら、DVDの購入1枚が数千円のところ、安いサービスでは月500円ほどで色んな動画が観れてしまいます。

ちーな

無料期間があったりするのも魅力だね。

 

必要なくなったら解約できる

サブスクのメリットとして、解約がスムーズなものが多いことが挙げられます。

いまや、違約金や縛り制度も主流ではなく、ボタン1つで解約というサービスが増えています。

ちーな

自分には向いてないかも、と感じたらすぐに解約できるのも◎。

 

デメリット

ちーな

デメリットを知って、そのサービスが合うか合わないか判断しよう。

▼サブスクのデメリット
  • 利用しなくても料金が発生する
  • 利用頻度が低いと割高(サービスにより)
  • 必要ない、興味ないものも含まれる
  • 解約すると手元に残らない

利用しなくても料金が発生する

サブスクは利用しても、しなくても毎月一定の料金を支払います。

ちーな

なので、ほとんど使わなかった月は無駄にお金を払うことに。

月の料金が比較的安いものが多いですが、たくさん契約していると結構な金額になってしまうので注意が必要です。

 

利用頻度が低いと割高になる(サービスにより)

メリットのほうで「~放題」はお得になる場合が多いと書きましたが、その反対で「~放題」のサービスで利用が少ないとデメリットになります。

ちーな

音楽配信サービスを例にみると。

【月に1回しか利用しなかった】
仮に月1,000円で利用していた場合、シングルのCD購入ならトントン、レンタルだとマイナスです。

「その月はたまたま利用しなかった」などのケースでなければ定額制を利用するのはもったいないかもしれません。

ちーな

使わくちゃという強迫観念に駆られるのも嫌だし。

 

必要ない、興味ないものも含まれる

色んなサービスが利用できる!

ちーな

しかし、裏を返せば利用しないサービスも含まれるということ。

興味のあるコンテンツだけを契約して料金を安くする、ということは出来ないので、全く興味のないものも含めた一定の料金を支払うことになります。

ちーな

不要なサービスにお金を払っているという声も。

 

解約すると手元に残らない

モノを購入する代わりに、一定期間利用するサービスなので、解約すると手元には何も残らない。

音楽や動画配信のサブスクでは、解約したら視聴閲覧が出来なくなり、家具などのサブスクでは、返却することになります。

情報やモノを半永久的に「所有したい」人にとっては、デメリットに

ちーな

一定期間の利用で自分のモノにできるサービスがあったりもするよ。

 

サブスクを利用する上での注意点

更新日に注意

サービスによっては、無料のお試し期間があるものも。

期間中に「自分には必要ないかな」と感じたら、解約手続きを忘れないようにしましょう。

サブスクサービスでは自動更新で有料になってしまうものが多く、忘れてそのまま払い続けていたなんてケースもあります。

ちーな

スマホアプリのキャリア決済は特に注意!

 

安さの落とし穴!?サブスク貧乏

ちーな

サブスクサービスは月々定額制の固定費です。

少額の月額料金で気軽に利用できるのは、サブスクのメリットでありデメリットでもあると言えます。

サブスクは家賃や光熱費と同じで毎月支払われる固定費です。

お得、安いといってサブスクを複数契約すると、それなりに費用がかさみます。

ちーな

せっかくお得でも本当に利用したいか判断が必要。

 

まとめ

所有よりシェアの時代、自分の理想とする生活にマッチしているなら、サブスクリプションサービスを上手に利用して、気持ちの良い生活を送っていきたいですね。

最後にサブスクはこんな人に向いてるかもというのがコチラ。

サブスクを利用すべき人はこんな人!

▼おすすめしたい人
  • モノをできるだけ所有したくない
  • 色んなモノを試してみたい
  • 新しい発見、出会いがあると嬉しい
  • 使いすぎ、課金し過ぎを防止したい

サブスクをお勧めできない人はこんな人!

▼おすすめ出来ない人
  • 他人とシェアは嫌、所有したい
  • 興味ないものまでいらない
  • 元をとらないと、という強迫観念がある

ちーな

自分の需要に合ってるかどうかが大事だね!

 

この記事を書いたライター

ちーな

女子高、女子大を卒業し航空会社に務めているうちに気づけば30も後半に。趣味は読書と映画鑑賞です。「いや、お見合いじゃないんだから」と、文面だけ見るとお嬢様のように見えなくもないですが、至って普通の社畜です。

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