【香水の基礎】理想的な香水の付け方と正しい使用方法＆マナー徹底解説

付けてから２時間〜3時間後の香り。
ムスクやバニラなど、少し甘めの香りが多いです。

 

香水をつける人の体臭や体温によっても、個体差はあります。
体温が高い人の方が香りが強くたち、
体温が低い人は、トップノートが短く、すぐにミドルノートの香りに変化します。
女性より、男性の方が強く香ると言われています。
使ってみて、自分に合う香水を探してみてくださいねっ！！

 

付ける場所はどこがいい？

香水は、温度が高い所の方が香りがたつので、
太い血管が通っているような場所が良いと言われています。
ですが、その分強く匂うので、付けすぎや場所には注意が必要です。

また、香りは下から上に香ってきます。
しっかり香りを引き出したいなら上半身。
ほのかに香らせるなら下半身をおすすめします！！

 

上半身でおすすめの場所を紹介します。
好みの香りの強弱や用途によって調整してみてください。

 

直接日に当たりにくいので、香りの変化もしにくくおすすめ。
香水は紫外線に当たると、色素沈着する場合も...
男性や髪の短い方、食事の席などは注意が必要です！！
付け方：一度指先に香水を付け、なぞる

 

より、華やかに匂わせたい時におすすめ。
胸の空いた服などの時は強く香ります。
寝香水としてつけるのもおすすめ。
汗をかきやすい場所なので、運動する時は避けて！！
汗の匂いと混じって匂いが変わってしまいます。
付け方：一度指先に香水を付け、なぞる

 

手を動かした時に香るので、よく手首につける人が多いですね。
太い血管が通っているので、より強く香らせることができます。
付け方：こすらずに、左右の手にかけ乾かす

 

ふんわり香らせるのにおすすめな場所。
直接日に当たらない場所を選びましょう！！
付け方：コットン等を使って薄く付ける

 

相手に“香水付けてます感”を与えず、距離が近くなると香る上級者テク。
2箇所に別々の香水を付けて、オリジナルの香りを作る人もいますよ！！

 

汗をかきにく場所なので、香りが持続しやすく、
ほのかに香るので、食事の時にもおすすめ。
付け方：服を着ていない状態で30cm程離れた所から付ける

 

ももの内側は、衣類の裾からふわっと香らせることができおすすめ。
ひざの裏は、温度が低く香りが立ちにくい場所なので、
あまり強い香りが得意ではない人にもおすすめです。
肌が薄いので、肌の弱い人は注意が必要。
付け方：コットン等を使って薄く付ける

 

体の1番下の部分なので、歩いたりする動作の中で、
全身をふわっと香らせることができる場所。
香水を付け直す時にも、おすすめの場所です。
上半身と足首で違う香水を付け、オリジナルの香りにする事も！！
付け方：くるぶしの辺りに1プッシュ

 

香りを長持ちさせるには？

出来れば長い間、いい香りを持続させたいですよね？
そんな時は、次の2点を見直してみてください！！

汗と混じると、嫌な匂いに変わってしまいます。
シャワーやお風呂に入ってから付けるようにしましょう。
外出先などで、お風呂に入れない場合は、
無香料の汗拭きシートなどで、身体を拭いてからにしてみてください！！

 

手首にプッシュし、擦り合わせて、首などに付けている方も多いのでは？
多くの人がやってますが、NGな付け方！！
擦ると、香水の香りの粒子を壊してしまう原因に...
本来の香りを引き出せなくなってしまいます。
プッシュした後は、擦らずに乾かして！！

 

気をつけるべき香水使用時のマナー

いくらイイ匂いとはいえ、TPOを守らないと、周りの人に不快な思いをさせてしまいます。
場所や事柄によって、匂いの種類や付け方を変えるのが大人のマナー。
スマートな大人になるよう、気をつけよう！！

自分は好きな香りでも、他の人はあまり得意ではない香りかもしれません。
病院など、体調が優れない方がいる場所や、
試験会場など、何かに集中しないといけない場所では極力避けた方がいいです。

また、旬の食材や繊細な香りを楽しむレストランや寿司屋などは、
本来の食事を楽しめず、周りに嫌がられます。
どうしてもの時は、足首など、あまり香らない場所につけましょう！！

 

正しい香水の付け方と選び方で、香りを味方に！

いかがでしたか？
香水の種類や香らせ方によって、付ける量や付けるべき場所の違いがお分かり頂けたと思います！！

同じ香水でも、使う人の体温や体臭で、違う匂いに変化することもあるので、色々使ってみて、自分に合う香水を探すのも大事ですね。