日本発のARスポーツとして誕生した「HADO」
いまや世界中に広がり、30カ国以上の国でバトルが繰り広げられております。
頭と腕に機器を装着し、手からエナジーボールやシールドを発してバトルする、最新のテクノロジーを使ったテクノスポーツという新しいジャンルの競技!
百聞は一見にしかず「HADO」の実際の様子がこちら!
そして、体験してきた私達の様子がこちら!
ややへっぴり腰の姿が何とも言えませんが楽しい!
ちーな
1試合80秒という短くも思える時間ですが、けっこう疲れました。
サイトメンバーで参加し、普段は協力し合う仲ですが、この日は違います。
「倒してやんぜ」と大の大人が、後半にはもう夢中になっておりました。
ユウヒ
そっちのチーム作戦タイム長いですよ~、時間切れですよ~。
れぃちぇる
きゃ~狙われてるっ!!
直斗
次はエナジーボールを大きくしよう!
身体を動かすゲームだ、と思いましたが、ふと隣のコートを見ると、味方への指示や激励が飛び交い、人の動きも前後左右、はたまた上下と非常に激しく、まさにスポーツ!
その日は、夕方に大会があるようで、出場する選手たちが練習しているところでした。
エナジーボールやスコアなどが見えない現実の光景を見ると、少し滑稽にも見えますが、
ちーな
いざスクリーンを覗くと、展開の速さや戦略などが垣間見え、観戦者としても、とても楽しめます。
そんな非日常のバーチャルな世界を体感させてくれるHADOについて、
特に!これからHADO体験に行ってみようかな、なんて方はぜひ最後まで読んでいただきたい。
体験といえど、やはり勝ったほうが気持ちが良いので、経験者(1回)からのオススメ戦術を紹介します!
このページの目次
HADOは、頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着して楽しむARスポーツです。
ちーな
VRは知ってるけど、ARって何だっけ?
VR(Virtual Reality)「仮想現実」
限りなく実体験に近い体験が得られる空間を作り出すシステムで、代表的なものがSONYのゲーム機。
掲載元:SONY公式サイト
一方、AR(Augmented Reality)「拡張現実」
実現する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示するシステムで、代表的なものがポケモンGO。
掲載元:ポケモンGO公式サイト
HADOも現実の世界に、エナジーボールやシールドなどのバーチャルを重ね、仲間や対戦相手が見えた状態でプレイをします。
全く新しいスポーツのジャンル、テクノロジーを使ったスポーツ「テクノスポーツ」とも言われています。
基本バトルは、3対3のチーム戦。
相手の頭の位置に出る、四葉のクローバーのようなマークを全部壊すことで1ポイント。
ポイントを多く取ったほうが勝ちという、非常にシンプルな競技なのですが....
ちーな
1回の体験でも奥深さを感じられました。
こちらの動画だとちょっと大げさなジェスチャーですが、実際は素早さが求められるため、エナジーボールに関しては、体の前に腕を置き、前に出す動きでOK。
キーポイントが「ステータス」!
エナジーボールの(スピード・大きさ・打てる数)と、シールドのステータス(シールドの枚数)の4つのステータスがあります。
掲載元:HADO公式サイト
合計10のポイントで成り立つステータスですが、はじめに1ずつ振り分けられており、残りの6ポイントをどこに振るかで戦略が変わってきます。
ちーな
エナジーボールの速さやシールドの強度などの力配分を決めます。
「攻撃型か防御型か」「いやいやバランス型でしょ」
試合の前の作戦タイムは、このステータス選びであっという間に時間が過ぎてしまいます。
公式で賞金が出るような大会も開催されるHADO。
「HADO WORLD CUP」という1番大きな大会ともなると賞金総額がなんと300万円!!
eスポーツに向けて、HADOのプロチームも続々と結成されております。
そして今回、一緒にHADO体験に参加してくれた手前の緑のTシャツの男性。
この方、実はHADO日本代表選手のメンタルトレーナーをしている方なのです。
画像
通常、トレーナーと聞くと怪我や体調のサポートなどを想像しますが、スポーツは常に己との戦いでもあります。
そしてHADOは作戦や戦略が欠かせない心理戦のスポーツとも言え、メンタル面のサポートは必然と言えます。
現在、フリーランスで活動されている上野さんのインタビュー記事があるので、ぜひ覗いて見て下さい!
今回私たちはHADOの直営店舗「日比谷店」に体験に行ってきました。
東京都千代田区内幸町「NTT日比谷ビル」の地下1階にその店舗があるのですが、コロナの影響か休日に訪れたせいか、ビルの表は全てシャッターが降りており、本当に営業しているのか不安になるような静けさでした。
掲載元:HADO公式サイト
入り口である時間外受付のほうへ行っても、HADOの看板や広告が一切ありません。
ちーな
入るのに少々戸惑ってしまいました。
地下へ降りていくと、エントランスから聞こえる活気ある声にホッとひと安心です。
当日の格好は、念のため着替えや運動靴を持参しましたが、はじめから動きやすい格好ならば、特に準備する物がないので、手ぶらでも参加できてしまいます。
ただ、試合が白熱したり、動きも経験者に近くなると汗をかくのは必至なので、替えの上着くらいはあると良いかもしれません。
日比谷店のHADO体験コースはインストラクターによるレクチャーがあり、平日、休日により料金が、人数により時間が異なります。
1人料金:(平日)2,000円 (休日)3,000円
レクチャーがとてもしっかりしていて、道具の扱いから、プレイのコツ、戦略まで教えてもらえます。
ちーな
さらには試合中にマイクで実況のような事もしてくれました!
プレイのヒントになったり、雰囲気もとても盛り上がります。
頭に付けるヘッドマウントディスプレイなのですが、常にピントが合わないというか、対面する人が少しボヤけて見えるため、気分が悪くなってしまうこともあるようです。
現にメンバーのユウヒくんは1試合終るごとに目をつむって小休止。
ユウヒ
ちょっと気持ち悪い~。
せっかくの体験ですから、心配な方は対策を取ってから挑んだほうが良さそうです。
【酔い対策】
これもヘッドマウントディスプレイによるものなのですが、顔、おでこに跡がつきます(笑 。
装着器具単体は非常に軽いのですが、iPhoneをセットすることで重みが増します。
また、頭も動かすので、しっかり装着しないとプレイに影響が出るため、跡が残ってしまうのです。
ほっぺはマスクで、おでこは前髪か、帽子があると隠せて良いかもしれないですね。
最後に、わたし(体験1回)のオススメのステータスを紹介して終わりたいと思います。
おすすめの割り振りはこちら!
☆スピードと溜まり速度ガン振りスタイル☆
スピード④、大きさ②、チャージの速さ③の超攻撃型ステータス。
ちーな
数打ちゃ当たる戦法です!
もしくは
☆ちょっと速いぞビックエナジーボールスタイル☆
スピード②、大きさ⑤、チャージの速さ②のこれまた攻撃型ステータス。
ちーな
少し速い超ビックボールで相手の逃げ場を無くします!
初心者、特に初めて経験する人同士の試合でしたら、がぜん攻撃にステータスを振るほうが勝てる印象でした。
ポイントを取られないためには、頭の位置を動かすことが重要なのですが、これがなかなか慣れません。
シールドを上手に使ってくるクレバーな相手が出てこない限りは、攻撃特化型で決まりです!
ちーな
ちょっと遊んでみたくなったでしょ?
経験者の方と一緒なら、フィールドを借りるだけの料金で楽しめたりもするので、気になった方はぜひ1度体験してみることをオススメします!
女子高、女子大を卒業し航空会社に務めているうちに気づけば30も後半に。趣味は読書と映画鑑賞です。「いや、お見合いじゃないんだから」と、文面だけ見るとお嬢様のように見えなくもないですが、至って普通の社畜です。