大きな地震発生!
直斗
みんなはまず何をする?
大きな地震が発生したら、冷静に対応するのは難しいもの。
しかし、一瞬の判断が状況を左右することがあります。
日頃から避難訓練などを行っていればベストですが、学校や会社のように家で避難訓練を行っている家庭は少ないでしょう。
直斗
いざ地震が起こった時に対処できるようにするには、知識を備えておく必要があります。
その際に役立つのがあいうえお作文。小学校のときに唱えたアレです。
直斗
小学校の避難訓練で教わった文言覚えてる?
美香
「おはし」ね。
ミッチー
「押さない、走らない、しゃべらない」だったっけ。
弾
僕の学校では「おかし」だったな。
いなえ
走らないが「かけない」だね。
れぃちぇる
あ~そっちも言ってた気がする。
ナナ
え、「おはしもて」だったよ。
ユウヒ
「も」と「て」は何?
ナナ
「戻らない」「低学年が先」!
ちーな
なるほど~。
小学校の文言を今でも覚えてるということは、あいうえお作文は記憶に残すのに大いに効果があるように感じます。
あいうえお作文:単語を構成する文字をそれぞれ頭文字に位置づけた一連の語群または文章を作ること。
例)お題「ゆうひ」:「ゆ」優勝賞品は「う」ウィーン旅行「ひ」日帰りで 引用元:weblio辞書
直斗
地震が起きてすぐの行動も文言があったらどうかな。
大きな地震があっても咄嗟に思い出せることができれば、行動を取りやすくなります。
まず、地震が起きたらすることは何でしょうか。
ミッチー
自分の身を守ること!だね。
【①身を守る】
まずは落下物から身を守るために机の下や布団、毛布などにもぐって身の安全の確保です。
そばにいない家族など心配ですが、声で行動を指示したりして、揺れているうちはむやみに動かないようにします。
直斗
おさまったなと感じたら、次は何をする?
美香
火のもとの確認かな。
【②火のもと確認】
火事にならないようにコンロの火を消す、ガスの元栓を閉めるなど火の元チェック。出火していたら初期消火を行います。
ただ、近年はガスメーターが進化して、危険を察知すると遮断してくれるシステムがあるので、決して無理はしないように行動します。
直斗
火の元と同じく大事なことがもう1つ。
【③逃げ道の確保】
避難経路の確保、ドアや窓を開けて逃げ道を作ります。
ただ、窓は割れていたりすると危険なので、破片などに十分注意して。
靴やスリッパを履いてケガをしないように注意します。
と、これら3つが大きな地震があった際にまずとる行動です。
直斗
じゃあこの3つの行動をあいうえお作文にしてみよう!
ナナ
3つの行動は「身を守る、火の元確認、逃げ道確保」
いなえ
頭文字は「み、ひ、に」かぁ。
弾
守るだけで「ま」でもいいかもね。
美香
ま、ひ、に....?
ちーな
逃げるをルート確保にして「まひる」は?
れぃちぇる
でもさ、咄嗟の行動だから動作のほうが覚えやすくない?
直斗
頭文字は「も、ひ、と」
れぃちぇる
「モヒート」でどう!
ユウヒ
モヒートってお酒ですよね。
れぃちぇる
子供が「おかし」なんだし、大人はお酒でバッチリじゃない?
インパクトがあるということで、地震が起きたらすぐに行うことは「モヒート」に決定!
地震が起きてもあわてず、落ち着いて行動するために、行動パターンを知識として備えておきましょう。
直斗
備えあれば憂いなしという事で避難後の知識も!
バックパッカーしながら世界一周することを計画中。好奇心旺盛で、怖い者知らずの24歳。コロナの影響で仕方なく帰国したけど、すでにコロナ流行が落ち着いた世の中を想像して、決して腐ることなく色々なことに挑戦中!アウトドア好きで、最近はブッシュクラフトにハマる。