無人島を貸し切って最高の体験を│日本国内で完全貸切できる無人島集

記事更新日: 2021/09/13

ライター: いなえ

丸々1島、もしくは部分的に無人島を貸切ってBBQや遊泳、釣り、イベントなどを開催できる場所を紹介。

1日海と一緒に遊び、マリンスポーツに興じるもよし。

友達と遊びまくってバーベキューしてテントで一晩過ごすもよし。

遭難したときのようにサバイバル生活を疑似体験してみるのもよし。

誰も居ない満天の星空の下、砂浜を歩いて雄大な自然を感じるもよし。

 

イベントを開催して仲間に楽しんでもらうのもよし。
大切な人のために島を貸し切って高級コテージでのんびり時間を過ごすのもよし。
無人島での過ごし方は無限大です。


日本国内には大小合わせ約6500もの無人島があり、実は管理している自治体や国に上陸許可証を認可、許可証を発行してもらえれば貸し切りで楽しむ事ができます。

しかしそのためにはきちんとした目的の提示や船のチャーター手配などとても簡単なものではありません。

それでもわずかではありますが、観光・レジャーとして無人島を貸切で楽しむことができる場所がいくつかあるので紹介します。

貸し切りできる無人島を紹介する前に、無人島ならではの注意点があるので初めて無人島に行く場合は必ず目を通してください。

無人島ならではの注意点

・飲み水がない
・救急・消防設備がない
・シャワーはあっても水がほとんど
・虫除けは必須
・漁は禁止事項を確認
・ゴミ袋も忘れずに

飲水と食料は絶対に確認を

無人島には水道設備はなく、手洗いやシャワー設備があったとしても飲水として利用はできません。

無人島に行く目的によって異なりますのでペットボトルから大きなポリタンクで持っていく人など様々。
当日に、集合地点の付近でも買える場所は必ず余るくらいの水を用意しましょう。

食料に関しては現地のオプションでBBQセットなど販売している場所もありますが、宿泊する人は特に注意が必要です。
売店もなければ自動販売機、冷蔵庫はないので水だけでなく間食、朝食など自分たちで持ち込みする物はたくさんでてきます。

夏場であれば外に出しておいたらすぐに傷んでしまうので、保管する道具の大きさ・容量は大きいもの用意しておくのが良いです。

 

怪我と火気厳禁

無人島では足元が悪くて足をくじいたり、虫さされや蛇に噛まれても自力で対処するしかありません。
波に足をとられて頭をうったり、岩場で漁を楽しんでいて裂傷したり、自然を相手にすることは意外と危険があります。

また調理で使う火元や花火など、草や森に燃え移っても消火できる設備や道具は一切ありません。

無人島ではつい気持ちが高まりはしゃいでしまうので、お子様と一緒に行く場合は特に注意しましょう。

 

シャワーがあれば快適?

無人島にはトイレ/シャワー完備と記載がある場合がありますが、ほとんどの設備ではお湯がでません。
1日遊んだりうみで泳いだ後など汗を流せるだけありがたいことですが、身体を冷やして体調を崩してしまう恐れがあります。

日が暮れてから朝方までどれくらい気温が下がるのかなど事前に確認するようにしましょう。

 

虫さされ対策は必須

無人島には草が生い茂っています。肌を露出していると気付くと猛烈なかゆみに襲われて後悔するケースが多いです。

特に宿泊する場合におすすめしたいのが完全に外部と遮断できるタイプのテントや蚊帳の使用です。
無人島へ行くということは、他の生物が普段住んでいる場所に人間がお邪魔しにいくのでむやみに殺生するものでもありません。

殺虫スプレーも良いですが、できれば防虫・虫除けなどお互いに距離をとる対策を推奨します。

 

漁は禁止事項を確認

サバイバル生活を希望して無人島に行く人もいらっしゃいますが、無人島とはいえ日本の法律が適用されています。

モリ突きは禁止の場合が多く、そのほか自生している貝や魚を獲っていいのかなど予め確認が必要です。

密漁は3年以下の懲役または3000万円以下の罰金が課せられます。
『知りませんでした』では逃げ切れませんので、現地で食料を自給自足したい場合は必ず確認するようにしましょう。

 

ゴミ袋は必ず持参すること

無人島にはゴミ箱がないので必ず出たゴミは持ち帰ることになります。
実際に無人島に行った話を聞くと、現地にゴミがたくさん落ちていてとても萎えたという話もききます。

現地に残されたゴミや漂流した物をうまく活用して簡易的な家やテントを作る行為はフィクションです。

また、ゴミ袋は防水に便利で、急な雨や霧が発生した場合に荷物が濡れるのを防ぐことができます。

余るくらいに多めに持っていくことをお勧めします。

 

和歌山県ープライベートキャンプ/地ノ島

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<<〒649-0306 和歌山県有田市初島町浜 地ノ島>>

催行人数 6名〜
大人(中学生以上)14,800円~
小学生 7,400円~

利用可能時期
3〜11月

誰でも使用できるメインビーチがある地島ですが、島の一部を1日1組限定で貸切利用する事が可能です。

料金の中にテントや調理器具などのレンタル料金が含まれているので、持ち込む道具が少ないところが魅力的。

貸切できる場所は堤防を超えた先にあり、一般の客が利用できるビーチからは中の様子を見ることはできません。
広さは4,500平方メートルもあり存分に自分たちだけの空間を楽しむことができます。
(トイレのみ一般の客と共用)

ただし【無人島】とはいえ夏の繁忙期は一般向けのビーチがとても人気なため活気があるようです。

島を独占することはできませんが、自分たちだけの空間だけでのBBQやパーティ、イベントなどする場合におすすめできる場所です。

【集合場所】

和歌山県有田市初島町浜1769-1
島漁港「南村渡船 渡船のりば」

▼地ノ島の詳細はこちら▼
https://jinoshima.mujinto.jp/

 

岡山県ー豪華で特別な体験/くじら島

KUJIRA-JIMAより画像引用

<<〒711-0905 岡山県倉敷市児島唐琴町 竪場島(別名くじら島)>>

日帰りプラン 9,900円~
最少催行 4名~

高級コテージ宿泊プラン 123,000円~
最少催行 2名〜

利用可能時期
1年通して利用可能

くじら島は1島完全に貸し切る事ができます。
コテージプランであれば島に2人だけの貴重な時間をつくることも。。。

飲める水道水がないことは他の無人島と一緒ですが、テントやコテージ、食料などをオプションで用意可能なので手軽に利用できます。

島内は空調/薪ストーブを設置したコテージや温水シャワールーム、ウォシュレット付き水洗トイレなど無人島というよりバカンスにきたような快適な時間を過ごせます。

また、無人島では大変珍しく、ビーチでの手持ち花火はOKです(打ち上げ花火は禁止)

シーズンによって値段は異なり、金額は他と比べて高めです。くじら島ですごす時間は最高の体験となること間違いないでしょう。

【集合場所】

〒706-0002 岡山県玉野市築港1丁目1−11

▼くじら島の詳細はこちら▼
https://www.kujira-jima.jp/

 

沖縄ー貸切無人島でマリンスポーツ/ケラマ島

ファイブオーシャンより画像引用

最少催行 1名〜12名
1日   150,000円~

利用可能時期
1年通して利用可能

砂浜だけの無人島で、クルーザー&ジェットスキーなどマリンスポーツが遊び放題です!

無人島は1~12名までで一律150,000円で貸しきることが可能。
集合場所から島に向かう時も貸切クルーザーで行くので特別感が満載です。

クルーザーにはトイレがついており、クーラーの効いた室内もあるので快適に過ごせます。。

9時~16時の間で自由活動が可能で、ジェットスキー代も料金に含まれているので免許をお持ちの場合は乗り放題です。

海のスノボといわれるウェイクボードも体験可能でベテランスタッフが教えてくれます。
マリンスポーツ1日楽しみたい人におすすめの無人島プランです。

ご飯を持ち込むことも可能ですが、オプションでBBQをつけることもできます。
きれいな海に浮かぶ、クルーザーの上で食べるバーベキューは格別でしょう。

【集合場所】

沖縄県宜野湾市真志喜4-4-1 宜野湾マリーナ

▼宜野湾の無人島 詳細はこちら▼
http://fiveocean.jp/sp/

 

沖縄ー貸切無人島でサバイバル生活/南浮原島

沖縄生活プレイガイドより画像引用

<<〒904-2316 沖縄県うるま市勝連比嘉 南浮原島>>

催行人数 2名〜20名
一人   7,000円

利用可能時期
1年通して利用可能

南浮原島はトム・ハンクス主演の映画「キャスト・アウエイ」のように完全サバイバル生活が可能な無人島です。

金額は渡瀬料金のみで往復7,000円。日帰りから最長3泊4日まで同じ料金で滞在可能。

 

無人島には自然のままで何もないので、テントや寝袋、自炊道具、ライトなど全て自分で用意が必要です。

ゴミをしっかり持ち帰れば何を持ち込んでも大丈夫。トイレやシャワーなどの施設もないので完全なる孤独を体験する貴重な時間を過ごせます。

 

雨が降っても、風が吹いても自分で持ち込んだものや島にある植物で耐え忍ぶしかありません。

困った時は瀬渡してくれる船長と電話して迎えに来てもらうこともできるので、ある程度の安全は確保されています。
しかし現地で怪我をしたり水難事故にあっても助けてくれる人はいないので無茶は禁物です。

※最大3組まで同時に入島する事があるので、完全に貸切ではありません。
 希望の日にちに他の申込者がいないかなど直接問い合わせてみてください。

【 集合場所】
沖縄県うるま市勝連の比嘉港前

▼サバイバル体験・南浮原島の詳細はこちら▼
http://www.playguide.org/ad/camping/index.cgi

 

 

日本国内で誰でも簡単にいけて貸切可能な無人島は以上になります。

いなえ

どこも一度は体験してみたい!

他にも貸切ができる無人島の情報がありましたら、ぜひTwitterのアカウントにご連絡ください。

筆者いなえのツイッターアカウント @inae_desu

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